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ママちゃんの誕生日前夜祭2010/11/03 20:00

明日はうちのママちゃんの誕生日。
当日、二人とも仕事でお誕生日会ができないので今日マンマパスタでお誕生日会をした。
残念な事に長男と次男は、すでに成人しているのでいろいろ都合がありこれなかったが、じじ、ばばと四人でうん十七歳のお誕生を祝ってきた。

料理は「四人で食うのかよー」という量をペロッと平らげたうえ、ピッザを四枚とケーキをお土産に買ってきた(笑)
パエリアとパスタ&ワイン

もう小腹がすいたので、今からお土産を食べちゃおー(^^♪
ピッザとケーキとプリン

大型二種免許・一発試験取得奮闘記録2010/11/26 12:58

今回かかった費用

☆参考書代:2,247円
☆申請書用証明写真代:700円
☆学科試験申請料及び一回目技能試験時貸車料:7,700円
☆技能試験手数料:7,700円×5回=38,500円
☆免許取得時講習料:26,100円(予定)
☆免許証交付手数料:2,100円(予定)
☆交通費:800円(主にバイクで通ったので、その見込み額)
☆合計:78,147円

参考:教習所に通うと、約32万円かかる。


試験で使用する全長11メートルのバス



平成22年
10月5日(火)晴 『大型二種免許取得の動機』

今日、免許証の更新に千葉県幕張免許センターへ行ってきた。
その際に大型二種免許を取得すべく「受験案内」をもらった。
早速、受験に備えて参考書(問題集)を購入してきた。
なぜ大型二種かというと、25年職業ドライバーで飯を食っている。
現有免許は、『大型一種・普通自動二輪・危険物取扱乙種第4類・構内フォークリフト』だ。
もし万万が一、いま努めている会社がつぶれてしまったら、「すでに47歳を過ぎているので再就職は難しいかな。二種免許もあれば職の幅が広がるかな。」と思い、今なら試験場に行く余裕もあるし時間もある。
これが動機である。


10月13日(水)曇のち晴 『学科試験 一発クリアー』

今日は公休。
学科試験に備えて勉強をしようと思っていたが、時間がなく軽い復習と模擬問題を三回分解いただけ。
しかし、せっかくの公休なので「ダメもと」で受験に行ってみようと思った。
結果は一発クリアー。
インターネットで見ると「一種免許より難易度が高い。」「二種学科問題集を、3冊ぐらい購入して徹底的にやり込め。」「3回受験したが合格しない。」などとあったので不安ではあったが、一発クリアーできて今後に自信が出てきた。
技能試験は、21日の午後に予約が取れた。
さすがに技能試験の一発は無理だと思っているが、できれば5回ぐらいで合格したい。


一発屋の集いの場、技能試験待合所


10月20日(水)曇時々雨 『第1回技能試験の前夜』

いよいよ明日は第1回目の技能試験だ。
経費をかける事ができず一発試験にて取得を目指すため、教習所等で練習をしていないが、インターネットで予備知識を集めたので、それを参考にいつもの呼吸で運転しよう。
しかし、明日は週間予報が大幅に変わり1日雨模様のようだ。
ちょっと昼過ぎごろから左足が痛い。
まさか痛風の発作が出たか?


幕張免許センターの場内コース図


試験車両発着場



10月21日(木)雨 『第1回技能試験 何もできず撃沈』

朝起きたらやっぱり左足が痛い。痛風の発作だ。
最近は酒を飲んでいなかったのに・・・。
クラッチが踏めるか心配だ。

試験は午後の部。(13時30分~)
結果は見事に撃沈。
トラックドライバーだからとバスを甘く見ていた。「お前には10年早いわー」とバスに言われたような気がした。
試験開始前の試験官からの説明の後、仮免取得の人の後ろに乗らされた。そのあと自分の番だ。ちょっと緊張してきた。
先ずは左バックの方向変換。出発からその場所へ行くまでは順調。
車庫スペースの安全確認を忘れて(これは帰宅して気がついた)方向変換開始。
6点確認等を行い後退しはじめ「右前輪が接輪する」と思い、「やり直します。」と試験官へ告げ始めからやり直す。
ここまでは冷静にできていたと思う。
しかし、次も「右前輪が接輪する」と感じハンドルを戻してしまった。
今日が初めてと試験前の説明時に試験官と話をしていたからか、試験官が「ハンドルを戻さなくても大丈夫だよ。まだまだ余裕があるよ。前輪は運転席の後ろに有るんだからね。慌てないでゆっくりでいいよ。」と優しくアドバイスしてくれた。
「そうだった」イメージトレーニングでは分かっていたが、実際ハンドルを握るとやはりトラックの感覚になってしまった。
自分が縁石上にいるぐらいでも前輪は道路上に有るんだ。
再度やり直しやっと車庫スペースに入れたが、すでに冷静さを失っていたのだろう。左バックの方向変換だというのに車庫スペースの右側に寄せてしまった。
しかも、後方感覚も(後方障害物との距離50cm以内)うまく取れず「もうギリギリだな。でも、もうひと転がししちゃえ。」と思った時、ポールがかすかに揺れた。
『ヤバイ』と思いながら少し前に出し止めたところで、「はい、もういいよ。ちょっと降りてきて。」と教官に言われ一緒にバスの後部へ確認しに行き「これでギリギリ当たらない位置だね。さっきちょっと当たったよ。」と優しく笑いながら言われ、「じゃ、バスを出して外周をまわり元の位置に戻してください。」で今日の試験は終了した。
今日のワンポイントアドバイスは、「トラックに乗っている人はどうしても、その感覚で運転してしまう。バスの前輪は運手席よりかなり後ろに有るので感覚になれないとね。いたずらでもいいから少しバスに乗った方がいいんだけどね。」でした。
さすがにショックが隠せず、帰宅後もため息ばかり出ていました。
「ポールにぶつける」イコール交通事故だから、乗客がいるという事をもっと意識付けなければならない。
自分では十分ゆっくりやったつもりだったが、場内はもっとゆっくりやらなければ上手くいかないと反省した。
次回は25日に予約を入れた。


方向変換の車庫。この白線が縁石代用線。縁石と違い衝撃がないので要注意。



10月22日(金)曇『焦り→決意』

費用が掛けられないとはいっても、練習ぐらいはしたいと思い県内の教習所で大型二種の練習をさせてくれる所を調べたが、数年前までは何箇所かあった様だが現在は公認教習になってしまったせいかどこも「練習のみはやっていません」との事だった。
さすがに教習料金30万円強も掛けられないので「一発試験での取得を目指すしかない」と決意を新たにした。


10月25日(月)曇時々雨 『第2回技能試験 初めての鋭角』

本日、技能試験午前の部(9時~)。
今日の試験官は女性だ。
「女性の試験官は厳しいだろうな・・・」と思い込んでいたが、試験の説明の時に「それほどきつそうな人ではないな」と感じた。試験終了後にも感じたが、この女性試験官、とても親切な人だった。
今日の受験者は自分を入れて二人だ。
待ち時間中にもう一人の人が話しかけてきた。
一発試験2回目で、限定中型免許から仮免をとって大型二種免許の受験だそうだ。
路上練習等で8万円ぐらいかかっているそうだ。「ひぇー、そんなにかけられねー」
でも、大型一種を持ってないとこの方法になるんだそうだ。
順番は自分が一番目だ。
先ずは鋭角から。出発から鋭角進入までは順調。
左進入右折れなので右前輪が内側縁石まで来たらハンドルを一気に右に切り、自分が外側縁石上に来た時ハンドルをまっすぐにして停車。6点確認等行いハンドルを左いっぱいに切って後退し、自分が道路上の真ん中に来た時ハンドルを直して停車。
再度、安全確認をしてハンドルを右に切り右後輪に注意しながら前進していくが、右後輪が内側縁石に寄ってくる。
「おかしいな。本やネットに書いてあった通りやっているのにどこかで間違えてるかな?」と思って、今度は自分の感覚で切り返して車体を直したが間に合わなかった。
結局、切り返し4回になってしまい、しかも自分では気がつかなかったが左後輪が接輪していたそうだ。
今回はここで試験終了。
終了後の試験官のワンポイントアドバイスは「運転がお上手なので鋭角進入した時も安心していて途中見ていませんでした。(リップサービスかな)切り返しの後退の際、ハンドルを一杯切りました?前進した時、あまりに右に寄っていたのでおかしいと思いました。鋭角は3回まで切り返しても減点にならないので、後退する時はハンドルを切らない方がよいです。3回までの切り返しを有効に使ってください。安全確認はきちんとできているし、安心して乗っていられる運転ですので、路上に出るまで減点の無いようにしておいてください。あと、鋭角から左折する時にもっと左に寄って出てください。右に寄りすぎていましたよ。」だった。
『鋭角で切り返す際の後退はハンドルを切らない』は本やネットに書いてある事と若干違うが(若干かな?)試験官のアドバイスを覚えておこう。(しかし、このアドバイスを理解し受け入れるまでに、鋭角をこの後三回経験しなければならないとは、この時点では予想だにできなかった。(笑))
今回も路上には出られなかったが、前回(一回目)の時の様なショックはない。
なんとなく車体の感覚が分かった様な気がするので、次回の目標は「路上に出る」だ。
自分は職業ドライバーなんだから、車体の感覚をつかめば上手くいくはずだ。
もう一人の人も路上に出る事は出来なかった。
次回は11月2日に予約を入れた。


ホトホト手を焼いた鋭角コース。



11月2日(火)晴 『第3回技能試験 また鋭角で失敗』

本日、技能試験午前の部(9時~)。
今日も路上には出られなかった。
鋭角をクリアーできない。
トラックでイメージトレーニングしたが、やはり前後輪の位置感覚が全然違う。
試験官のアドバイスは「もっと深く入って、バックする時は後輪ギリギリまで下がって曲がる方をいっぱい開けないと。」だ。
分かっているけどなかなか上手くいかない。
今日の試験官は男性で厳しそうな口調の人だが、なんとお情けで方向変換をやらせてくれた。
しかし、車庫スペースの反対側に縁石と同じ意味の縁石代用線があるのだが、これが曲者で一回切り返した際に踏んでしまった。
ここで今日は終了。
今日は路上に出るのが目標だったので、すんごいショックだった。
25年トラックドライバーをやっているが、バスは全然違うし難しい。どこかで練習させてくれる所はないものか。(ふーっ)
次回は11月10日に予約を入れた。


11月10日(水)晴 『第4回技能試験 俺ってこんなに運転下手なの?』

技能試験午後の部(13時~)。
結果は、また路上に出られず。もう記録に残すのも嫌になってきた。
今日は左バックの方向変換から。
車庫に入るときに左後輪の寄せが甘くだいぶ右に寄ってしまったが、一発で入れて後方感覚も一発でOK。
しかし、やはり右に寄りすぎていたので、出る時に一度切り返してしまった。
次は左進入右折れの鋭角。
今回はだいぶ深く入れたが、やはり前後輪の間隔がいまいち掴めていない。
三回切り返したが右後輪が、あとちょっと出られない。
この段階で試験終了。
試験官のアドバイス。「方向変換は車内も含めて安全確認も後方感覚もできていた。鋭角もだいぶ深く入ったので『出られるな。』と思ったのにどうしたの?いつも鋭角は出られない?」だった。
その後、後輪が接輪しそうになった時の対処方法を教えてくれた。
帰宅して鋭角を振り返ってみたりネットで調べたりしたところ、前後の接輪しそうなときの対処方法について分かりやすいものがあった。


方向変換用車庫。大型一種もこれを使うので、全長の若干短いバス用に白線がある。



11月11日(木)晴 『第5回技能試験 鋭角を通過できない』

技能試験午後の部(13時~)。
今日も左バックの方向変換からだ。「よっしゃー!昨日と同じだ。」今回は完ぺきにできた。
次は問題の鋭角。すると指示されたコースが昨日と違う。「えっ?右折からの鋭角進入か・・・」右折進入左折れの鋭角は初めてだ。「いつもと逆にやればいいんだから大丈夫。」
二回目の切り返しで「おっ、ギリギリだけど出られそうだ。」と思いバスを進めたら、少しタイヤを擦ってしまった。
「うっ、しまった。」でも出てしまったので、そのままバスを進めると試験官から「では左に曲がって突当たりを右に曲がってください。」という指示。「あれ?発着場に戻らないのかな?もしかして路上に出られるの?」と内心ラッキー状態だった。
しかし、そんなに甘くはない。
突当たりを曲がったところが路上に出るスタート位置なんだが、曲がる直前で「後輪が接輪したの気がついた?」と試験官。「はい」「まだ二回目の切り返しだったんだから、もう一回できたのに。切り返しは有効に使わないと。はい、じゃー4番のレーンに戻ってください。」
「やっぱりダメだったか」
今日のアドバイスは、「切り返す時は真っすぐ下がって外側の縁石に前輪をギリギリに沿わせていく。」だ。
最後に試験官に質問してみた。「鋭角通過で切り返す際のバックは、ハンドルを逆方向にいっぱい切った方がよいのか、ハンドルは切らずに下がった方がよいのか?」というような事を聞いてみた。
試験官「ハンドルを切る人もいるけど、それだとギリギリになっちゃうよ。ハンドルを切らずに後退すれば内側に寄らないでしょ。三回の切り返しで通過すればいいんだから。」だった。
最初の女性試験官と同じ事を言った。
以下の事は後で気が付いたのだが、場内の接輪は「大・中・小」とあり、少しタイヤを縁石に擦ったのは減点5点なので、これだけで試験中止という事はないだろう。
恐らく方向変換時の後方感覚でポールに若干接触したのではないか?
そうすると減点20点なので接輪した時点で試験終了だ。
次回は試験終了してしまったら、どことどこが減点だったのか聞いてみよう。


何度この縁石に拒まれた事か・・・(汗)


11月17日(水)雨 『第6回技能試験 合格!路上に出ればこっちのもんだ』

技能試験午後の部(13時~)。
一週間ぶりの技能試験なので鋭角コース通過について、いろいろ考える時間があった。
試験官のアドバイスは、「切り返しの際はハンドルを切らずに後退する。」
しかし、本も、どのウェブサイトもハンドルを逆に切って後退する方法が書いてある。
ユーチューブの大型二種教習を見ても同じ方法で通過している。
確かに動画を見ると一回の切り返しで前後輪ともギリギリで通過している。
そうだ!もしかしたら、この方法は教習所や実際にバスに乗って練習した人、即ち前後輪の位置、車体感覚に慣れている人たちの方法なんではないか?
試験官にアドバイスしてもらった方法をシュミレーションしてみたが、この方法だと二回の切り返しで通過できる。
しかも、鋭角、鋭角と考えて頭が固くなっていた。例えば「ここの位置にタイヤがきたらハンドルを回す」とか「この位置にバンパーがきたらハンドルを回す」とかだ。
確かに鋭角の様なタイトなコースを通過する際は、ハンドルを回すタイミングとかポイントは重要になってくるが、そればかりに囚われていてはダメだ。
トラックや乗用車と同様に、普段運転している呼吸が必要だ。
と、ようやく試験官のアドバイスをこの時点で理解し受け入れる事ができた。
「よーし、次は絶対迷わず試験官のアドバイス通りやるぞ!」と心に決めて、目標「路上に出て完走するぞ!」を掲げた。
そして試験本番。
今日の受験者は自分含めて二人。
二回目の試験の時にいた人だ。「あの人、確か戸塚自動車学校まで行って練習してきた人だ。今日は前と違い話しかけてこないから緊張してるんだろうな。」などと思いながら、自分も試験に集中するため挨拶だけして話しかけなかった。
13時30分、試験官登場。
いつも通り試験の説明があり、バスの用意ができるまで(約15分)待機の指示。
今日はバスが二台出るとの事だった。自分の受験番号は二番なので二台目のバスだ。
小雨の降る中さっそく試験スタート。
まず乗車から出発まで法令通り確実に行う。
初めの課題は鋭角コース。
発着場を出てUターンするようにすぐ右折。外周を内回りに少し回り、右進入左折れの鋭角。「おっ、前回と同じだ。この入り方の方がやりやすいし、まだ感覚も残っているからいけるかも・・・」
進入してコース内は超スローで進み、左へハンドルを切るタイミング場所にきても慌てずゆっくりハンドルを切る。
反対側の外縁石上に運転席が来た時にハンドルをゆっくり戻し真っすぐにして、前輪が縁石に当たらない程度までバスを進める。
六点確認等を確実に行い、ハンドルは回さずそのまま後退。後輪が縁石ギリギリになったところで停車。
六点確認後、そのまま少し前に進みゆっくりハンドルを左に切り「前輪が縁石に当たるかな。」というところで再度停車。
そして二回目の切り返し。
安全確認は忘れずに行い、タイヤが真っすぐになるようにハンドルを切りながら後退する。
この時、バスが止まっている状態でハンドルを回さないようにする。
二回目の切り返しは前輪が縁石に当たらずに、かわせればよいので目いっぱい後退しなくてもよい。(この辺りの後退する距離は自分の感)
再度安全確認後、前輪が縁石に沿って通過できるようにハンドルワークする。
ここまでバスの動作は超スローで行う。(場内の課題コースはいくらスローペースでも減点対象にならないので、とにかく超スローで行う。その方が失敗はない。)
しかし前輪ばかり注意していてはダメだ。前輪の安全を確認したら左サイドミラーで後輪が内側縁石に接輪しないかも確認する。「おっ、なんと全然余裕じゃ~ん。」試験官のアドバイス通り、シュミレーション通りやってみた甲斐がある。
後輪が縁石をかわせる場所まで来たのだろう、試験官から次の指示が出た。「左折してすぐの交差点を左折。○○番(交差点番号だが、何番か忘れた)を左折して。」
「おっ、良かった方向変換だ。」
実は、まだ縦列駐車は一度もやっていないので縦列で失敗すれば今日も路上に出られないので、今日それは避けたかった。
なぜなら今日、路上に出られないと恐らく自信を大きく無くしてしまうと思っていたからだ。
そして右バックからの方向変換。
やはりここでも超スローで行う。
車体を右側水切りまで寄せて車庫の手前で一度バスを止め車庫内に異常がないか確認する。
運転席が車庫の右側縁石まできたらハンドルを少し(半分ぐらいかな)左に切り車体を斜めにする。(バックする時、前輪が外側縁石(幕張は白線)に接輪しない程度。)
そして右後ろを確認し後輪が車庫入り口部の縁石を超えているか確認したら停車する。(超スローペースなので、いろいろ確認していても行きすぎたり失敗したりしない。)
六点確認後、徐々にバスを車庫に入れていく。
両サイドミラーとアンダーミラー、目視による後方確認(常に全体をキョロキョロするぐらい確認動作をする)で超スローにて後退していく。(アンダーミラーは当然前方の縁石に前輪が接輪しないかを確認するため。前方縁石は白線なので接輪しても衝撃がないから分からずに踏んだまま動いてしまう。踏んだ時点で試験終了となってしまうから神経を使う。)
次に左後部がポール(車庫の壁になる部分)に当たらないか注意する。
右後輪が水切りの縁を沿っていれば絶対に当たらない設計になっているから、この辺はあまり心配ない。
しかし、自分は水切りから少し離れてしまったので十分注意をしたけど(汗)。
そのため車体が左に寄りすぎたが、「これぐらいなら出られる」と自信があったから、車体を真っすぐにしてそのまま後退した。
いよいよ後方感覚だ。
バンパーとポール(壁)の間が50cm以内で停車させる。
前回は、「ちょっと接触していたんではないか?」と思ったので、「今回はピッタリつけずにおこう」とバス後部ガラスに貼ってあるステッカーを目印に慎重にポールに近づけていく。
念のため窓から顔を出し後方を確認するが、これは試験官へ「ちゃんと後方確認していますよ」とアピールをしているだけだ。なぜなら、窓から顔を出して後方を確認しても全然分からないからだ。
そして、50cm以上離れていても一回のやり直しは減点にならないので、ちょっと余裕気味に「この辺かな?」で停車し(サイドブレーキを引きギヤはニュートラルにする。フットブレーキも踏んだまま。)、「入りました」と試験官に告げ確認してもらう。
この間、もし50cm以上離れていた時の事を考え、右真横を向き縁石などで自分の位置を確認しておく。
「はい、50cm以上離れているので、一度ちょっと前に出してやり直してください。」と試験官。
すぐさま、もう一度真横を向き再確認する。
1mぐらい前に出し後部ガラスのステッカーを目印に超スローで後退していく。(ここでは書いていないが、後退する時とやり直す時は必ず六点確認は忘れずにやる。)
「この辺かな?」で右横を見て自分の位置を確認し、先ほどより若干下げて停車する。
再度試験官が降車して確認しに行く。これでダメだと減点されて、やり直しはない。
「はい、では出発してください。」と表情を変えずに指示を出す試験官。
六点確認をして左合図を出し、前輪が縁石を超え道路の真ん中ちょい手前ぐらいに来た時、ハンドルをゆっくり左一杯に切る。左後輪と右前輪が接輪しないように慎重にハンドル操作をしながら車庫から出ていく。
車体が左に寄り気味だったのでギリギリに出た。
「はい、それでは路上に出るので○番(これも番号を言われたが何番か忘れた)のスタート地点で停車してください。」と試験官からの指示が出た。
「やったー!念願の路上だー!」嬉しさのあまり顔がニヤけてしまう。
これは試験終了してから試験官に聞いたのだが、最初の後方感覚はどのぐらい離れていたのか?の問いに試験官は、「んっ、56cm。二回目は30cm。」だった。
さて、スタート地点に停車し試験官から路上試験での説明を受けて出発。
免許センターを出ると左にしか行けないようになっている。
出てすぐのバス停付近までは慣らし走行。(距離にすると50~60m)
すぐの信号を右折の指示。
「以前バイクで二回、他の試験車両にくっついてコースを下見したのだが、この時はいずれも信号左折し国道14号に出て香澄方面の同じコースだった。今日は違うのかー。まっ、どこへ行っても、この辺の地理や交通規制は調査済みなので心配ないけどねー。」
とにかく路上試験では、交通状況が刻一刻と変わるので、いかにそれに迅速かつ的確に対応し法令を順守した走行ができるか。また歩行者や自転車に対する思いやり、他車に対しての譲り合いの気持ち、乗客に対する安全第一の運転操作等々が、しっかりできていれば合格するはずである。(場内での減点がどのくらいかもポイントになるけど。)
そうそう路上での課題は「路端停車三回」があるのを忘れずに。
そして、信号右折してから豊砂の交差点を左折→ワールドビジネスガーデンの交差点を左折→メッセモールの交差点を左折→免許センター方面へ向かう。
この時点で路端停車は、まだ指示されていない。
免許センター方向に走っているので一瞬「もうダメなのかな?」と思ったが、こっち車線から免許センターへは入れないので、「通過して香澄方面へ行くのかな?」などと考えながら、自分では順調に走行しているつもりだった。
ここまでは、交通整理の行われている交差点や、行われていない交差点の通過、駐車車両脇の走行等々だろう。
安全確認や安全間隔、それに右左折時の進路変更や車線変更。左折時の二輪車等巻き込み防止対策(左寄せ・縁石に沿った交差点通過)、右折時は交差点直近の通過などだ。(右左折ともリアオーバーハングに注意する)もちろん交差点通過の際は徐行だから様々な安全確認をしていても、ちゃんと通過できる。
そして場内と違い、「メリハリのある運転」をしなければならないので、全部ゆっくり走ればいいわけではない。
交差点に入る前は十分に速度を落とし、交差点を抜ける時は安全に速度を上げていく。
そして決して制限速度を超えてはならないし、あまりにも下回って走行しない。
さて、やはり免許センターを通過し香澄方面へ向かった。
幕張西第三公園前の交差点を左折(ここからは狭い住宅地内だ)→信号のない二つ目の交差点を左折して、少し走ったあたりで「はい、次の『交差点有りの標識』のポールに合わせて停車して。」と試験官。そう一回目の路端停車だ。
まず後方三点確認後、左へ合図を出し再度後方三点確認(この時点で3秒たっているので進路変更ができる)そして徐々に車体を左に寄せて、ポール手前で車体を縁石と平行にする。
ここは歩道があるので路側帯ではないから白線内に車体を入れて水切りにタイヤが乗るくらいまで寄せる。
そして前方不注視にならないようにしながら、ポールとバスの乗降口を合わせていく。
左サイドミラーを見ているとポールが徐々に写ってくる。ポールがミラーの真ん中あたりにきたら、チラ見で目視。まだ乗降口より前だ。数十センチ前進した所で、またチラ見で目視。「おっ、ちょっと行き過ぎてる(汗)」
仕方ないけど、サイドブレーキを引きギヤをニュートラルにし左に合図を出したまま、フットブレーキを強く踏んで「停車しました。」と試験官に告げる。
すると試験官がミラーでずーと見ていたが、自分が告げると目視で確認。ペンをサラサラと走らせ「はい、では発車して」。
まっ、乗降扉の中心から前後30cm以内だから、ぴったりでなくても大丈夫なんだけど、ペンのサラサラは非常に気になる(汗)。
ここでも発車する時は、もちろん六点確認と車内確認の目視を忘れないこと。
路端停車で注意しなければいけないのは、「停車中はできるだけ安全な処置を講ずること。発車の際は、乗客の安全を確認すること。」である。
次に香澄公園に突当たり左折→幕張本郷駅と免許センターを結んでいる道路の陸橋をくぐり道なりに直進。
ここで陸橋の下に信号があるのだが、微妙なタイミングで黄色信号に変わった。
「うわっ、止まらなきゃ」ととっさに判断。急ブレーキにならないようにする。
ブレーキをかけた時にルームミラーを見て「車内よし」と一言声に出した。急ブレーキになりがちな時は「乗客にも注意をしていますよ」と試験官にアピールすると、より良いと思う。
しかし、微妙なタイミングで、急ブレーキを避けたブレーキングのため停止線をオーバーしてしまった。
すぐさま窓から顔を出し両サイドミラーとアンダーミラーで安全確認をオーバーリアクションと「よし、よし」の声出しでしてみたが、果たして有効であったかどうかは分からない。
さらに進み、幕張西付近の住宅地内を抜け、国道14号に一瞬出てから免許センター前の道路に出て免許センターへ向かった。
この間、残りの路端停車を行ったが無難にこなした。
そして信号機のない交差点では歩行者がいたので一時停車して安全を確保するなど順調に走行して、最後のポイント場所に差し掛かる。
ここは別の受験者たちが話していた場所だが、幕張本郷駅方面から免許センターへ向かうと国道357号をまたぐ陸橋を通過するのだが(速度制限50キロ)、まあまあの上り坂で頂上を超えると同じ程度の下り坂になっている。
「もうちょっとで試験が終わる」という安堵感もあり、上りを50キロで一気に上ると(この時もメリハリのある運転という事で制限速度まで出す)気がついた時は速度超過をしてしまって試験終了になった経験があるらしい。
その話を覚えていたので、坂の頂上付近でアクセルを踏む力を緩めてメーターをチラチラ見て速度調整をする。
前方の信号も赤だった事もあり、速度を徐々に落としていき難なくクリアーした。
そして試験場に戻り、発着場の「3番レーンの2番ポールに合わせて止めてください。」と試験官。
指示通りにバスを停車し、サイドブレーキを引きギヤをバックに入れてエンジン停車。
この時点で試験官は何も言わずに座っている。「おや?この時点でワンポイントアドバイスをしないという事は、まだ試験は続いているという事だ。うそ?よーし、よし。」てなもんで、丁寧に運転席を去り、念のため乗降口を開ける前も車内確認をし、乗降扉を開けて外の前後の安全確認をして降車した。
扉を閉じてから、恐る恐る試験官の座っている席の脇へと行った。
すると試験官が窓を開け、「まー、良いでしょう。だけどギリギリだよー。じゃ、待合室で待ってて。」
「うそ?路上に出た初日だよ(笑・笑・笑)。ギリギリだろうが満点だろうが、合格すればどうでもいいんだよー♪♪」で、免許取得時講習の受講用書類と説明を受けるため場所を移動する。その途中で後方感覚の事を聞いた。他には試験官から「サイドブレーキの戻し忘れが三回あったよ。覚えてる?」
確かに覚えていた。
すぐに気が付き解除していた。三回とも走りだすか、ださないかというタイミングだった(汗)。
帰宅し、大型二種の免許取得時講習を行っている指定教習所へ電話してみた。
比較的近い場所が二つあったので両方に電話したが答えは同じで、「通常教習の合間を見てやるので日にちが限られている。」と、こちらの都合は一切聞いてくれない。
千葉県自動車練習所は12月に二回あるのだが自分の仕事がどうしても休めない日なので、東洋モータースクールに詳しく話を聞いてみた。
ここは年内はいっぱいとの事(本当か?)。来年一月以降になってしまうそうだ。
しかも千葉県自動車練習所は電話予約もできるというのに対し、詳しい話は「来所してじゃないと話せない」だと。
「大型二種が公認教習になったので、一発試験を受けて取得時講習のみを受講する者は、金にならないから嫌がられるんだな。」と感じた。
それでも受講しなければ免許の交付を受けられないから明日行くことにした。


今回、路上試験で走ったコース。約7.5km


一度もやらなかった縦列駐車。



11月18日(木)晴時々雨 『免許取得時講習の申し込み』

昨日電話した東洋モータースクールに出向いて行った。
免許証の必要性が急を要している訳ではないので、来年一月という事を承諾し申し込んできた。
しかも一月の日程が出るのは今月末ぐらいになるだと。
免許証の交付は来年に持ち越しだー (>_<)

とりあえず、ここで一先ず「大型二種免許取得奮闘記」は終わります。
免許証交付されたら、またアップしまーす。


免許取得時講習で使用する「技能試験合格証明書」の写し。



<今回、参考にさせてもらったホームページ>


めざせ!大型二種一発合格!!

検索すれば他にも良いサイトが沢山ありました。