きまぐれ風っこ blog

我が家の家族、大切な大切な家族のヒメが、今日の午後12時55分息を引き取った。
15歳3ヶ月だった。

老衰のため寝たきりだったヒメは、一昨日あたりから急に弱り始めた。
ご飯を飲み込む事もやっとだったし、水も飲み込めなくなっていた。
すでに寝たきりだったヒメは、体全体を支えていないとヒメ自身は起っていられない状態だ。
今日のお昼に、いつもの通りオシッコをさせようとしたら、大きい方もしていたのでお尻を拭いていた。
普段は、うちのママちゃんがやっているのだが仕事に行っている。たまたま吾輩が休みだったので吾輩がやっていたのだが、吾輩一人では支えられないほどヒメがグッタリしてきたので、大学に行く前の次男を呼び手伝ってもらっていた。
次男に抱っこされた時は口を開けたりしていたので分からなかったが、次男が「ヒメの心臓の鼓動がしない。」と言った。
かなり様子が変だったので、吾輩もヒメの胸に手をあてた。いつもは「どくっどくっ」としているのに全くしていないし、目も内まぶたが半分閉じていた。
掛かりつけの獣医さんに電話をして様子を説明したところ、「残念だが、ご臨終です。」と言われた。
うちのママちゃんと長男は、死に目には会えず、かわいそうだったが、苦しまずに息を引き取った事はせめてもの救いだ。

15年前我が家に来てから、病気という病気もしない。ワンワン吠えて迷惑をかけない。
とても我慢強く、おとなしく、賢い本当にいい子だった。
車に乗るのが大好きで、出かける支度をしているとソワソワして落ち着かない。車を出すとドアの前で待っていて、乗ってる間はずーと外を眺めていた。
ヒメとの思い出は尽きない。
ヒメ、今まで本当にありがとう。
安らかに眠ってね。
さようなら、ヒメ！